世の中には便利が溢れてる。
”便利”はたいてい人の注意を惹き付け、魅了し、時間を独占する仕組みだ。
便利の代表例スマートフォン。
一度触ってしまえばたちまち長時間利用してしまっている。
そんな悩むを持つ人はたくさんいると思うし、現に自分もそのうちのひとりだ。
本当は勉強しなきゃいけないのに…
本当は読書をしなきゃいけないのに…
本当は…
今回はそんなやりたいことがあるのについついスマホを触ってしまう人に向けた、スマホとの付き合い方について書いてみようと思う。
スマホを触ってしまうとき
ついつい触ってしまうスマートフォン。
アプリをひらき無料で楽しめるゲームやLINE、インスタグラムにTik Tokをタップすれば気がついたらもうこんな時間。どれも時間を忘れて利用してしまう。
ついアプリを開いてみるとそれが何時間も使ってしまう入り口であるのはこれまでの経験の通り。
流行するアプリというものは人の注意を惹き付けるプロフェッショナルである。
いつでも人とのつながりを感じられたり、いいねや♡などの称賛を受けることができたり、アプリの設計者に勝手に作り上げられたハードルを超える喜びであったり。
アプリというものはことごとく人の多幸感を安易に生み出す仕組みになっている。
だから人はスマホを触ってしまうのだ。
”スマホを触る”を分解してみよう
それではスマホを触るという言葉をもう少しわかりやすく分解して考えてみよう。
スマホを触るとは…?
実際にスマホを操作してみればステップがわかってくると思う。
- スマホを手に取る
- スマホのロックを解除する
- アプリをタップする
- アプリを操作する
このような流れになっているのではないかと思う。
”スマホを触る”の解像度をあげると実は4つもステップを踏んでいることに気がつくと思う。
勉強中にスマホを触ることを遮断するツールの多くのは1.スマホを手に取るということを制限している。
この記事を読んでいる方ならたいていご存知の時間が経たないと開けることができない箱に入れるようなものである。
今回わたしが紹介する方法はそのような物理的な遮断ではない方法である。
それではどうするか?
まずはスマホを触るをどうするか定義。
スマホを触る=アプリを操作する
と定義する。
では、アプリを操作するのを避けるためには…?
前述の4つのステップで意思でなんとかなる唯一のステップ
それは、2.スマホのロックを解除するである。
スマホを手に取る(物理的に触る)だけなのはスマホを触っていない(アプリを操作していない)。
消しゴムや定規を触るようなものと同じであると考える。
- スマホを手に取る
- ロック画面を解除しない
- スマホをもとの場所に置く
- アプリを操作しなかった自分を”よく元の場所においた”とほめる
ということにすればよいのである。
スマホを手にとってももとの場所に置けばただスマホがちょっと場所を移動しただけである。
そして、この中で一番大事なのは4.アプリを操作しなかった自分をほめるである。
認める大事さ
スマホを使いすぎて時間を浪費した経験から、なにかやりたいことがあるのにスマホを触ってしまったことに嫌悪感を抱くことがあると思う。
こういう小さな積み重ねが自己肯定感が下げることになる。
上のやり方では、嫌な体験を留められるということ褒めることで自己肯定感を上げられる。
ひとつひとつの動作や作業を認識する。そして、その認識した行動に対してポジティブな評価をくだす。
そして何よりアプリを操作してないので時間の浪費にはならない。
時間の使い方は人生の使い方であるからこの損失を回避した自分を褒めるのは至極当たり前のことである。
それでも触ってしまったときは?
それでもアプリを操作してしまう場合…
諦めるしかない!!!!スマホを叩き割る!!!!
というのは冗談で…
アプリの操作時間制限をかけよう。
アイフォンであればスクリーンタイムというものがある。それを事前に設定しておこう。
4.アプリを操作するを制限する施策である。
これを設定しておけば最終的に自分が使っている時間を強制的にシャットダウンできる。
もうひとつスマホを使用しようとしたことを紙に書く。
たとえば、下記のようにするのである。
・15時33分 ツイッターを開こうとした。
・15時45分 からあげの作り方を調べる。
そうすれば本当に自分が必要かどうか可視化することができる。
どんなことにも共通することだが、可視化は現状把握の第一段階である。
それでもどうしも触ってしまうという人に向けてはこのような商品を使ってみるのはどうだろうか。
なかなか好評がである
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最後に
まとめると
スマホを触るのはOKである。
触ってしまっても元の場所に置こう。
そして、触ったことを認めつつ元の場所においた自分を褒める。
これが大事である。
スマホを触ってしまってもロック画面さえ解除しなければ勉強ができる。
ついつい触ってしまってもアプリさえ、使用しないという発想の展開。
そして自己肯定感の向上ができる。
一石二鳥のスマホとの付き合い方である。
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